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冬のスマタ

ボクは完全にコースを外れていた。何度も
転んで銀世界に尻のくぼみをつくっただろう
……。
 辺りには他のスキー客は見当たらず地面の
雪に残ったスキー板の残した跡と雑木林だっ
た。ここには小学校の五年生の仲間も先生も
いない、静寂な冬の森が広がっていた。聞こ
えるのは焦っている自分の荒い息使いだけだ
った。スキーだってろくに滑ることができな
い。なんとかボーゲンでスピードを抑えなが
ら斜面を降るしかなかった。
 フワッ――。
 身体が急に軽くなった。雪に隠れていた急
斜面をスキー板が滑る。
 ヤバイッ――。
 加速していく身体に手に持ったストックを
でたらめに振りまわして、失った身体のバラ
ンスを取り戻そうとした。制御不能。頭の中
は白一色で埋めつくされて、雪煙を撒き散ら
しながら派手に転倒した。
 「いってぇ――」
 顔についた雪を払いながら起きあがる。激
しく尻を打ったがほかに痛いところはなかっ
た。目の前には巨木があり間一髪、手前で止
まれたようだ。その時巨木の奥に人影が見え
た。前屈みになった赤いジャケットとその後
ろに青いジャケットを着た人影だった。塾の
帰り道で見る酔っ払いのゲロを吐く姿と背中
をさすって介抱するサラリーマンの姿に似て
いた。立ち木の間の二人は驚いた顔でボクを
見ていた。迷っていたボクには二人の姿が神
のように見えた。
 「マジ……ビビった……小学生じゃん」
 ボクの方に近づいてくる青いジャケットの
男はスノボーダースタイルだった。ズボンの
前をゴソゴソと手でいじくりながら歩いてく
る。頭にかぶったニット帽にゴーグルがかけ
られて、雪焼けした顔に笑いを浮かべる。男
の背後では慌ててズボンを引き上げる赤いジ
ャケットの姿が見えた。
 「あっ……あの……ボク迷っちゃって……

 「そっか……じゃあ、コースまで連れてっ
てやるよ……がっ……その前に……チョット
気持イイことしていかネ~」
 男はボクの脇に手を入れて立ちあがらせた。
ボクの身体がふわっと浮き男の腕に抱きかか
えられて巨木の陰に運ばれた。
 「ねぇ……ヨウちゃん……その子をどうす
んのよ……」
 赤いジャケットを着た女が心配そうに見つ
めていた。
 ボクは女の顔を見た。それは雪のように白
く化粧したふくやかな顔にジャケットの色に
も負けないくらいの口紅を塗った”おばさん
”だった。”おばさん”といっても”おばさ
ん”中の”おばさん”だった。
 「どうするって?……決まってんじゃん…
…参加させんだよ」
 男はボクの身体を雪の上に降ろしてブーツ
からスキー板を外した。
 「ヨウちゃん……なに考えてるのよ……も
う……」
 「ミツエだって……小学生とはヤったこと
ないだろ……」
 二人は親子ぐらい歳が離れて見えた。でも
男は”お母さん”とか”ママ”とか呼ばず、
女を”ミツエ”と呼んだ。
 「それは……ないけど……」
 ミツエは頭を少し傾けてにっこりしながら
ボクを見た。
 「だったら……はやくズボン下ろして尻を
見せろ!」
 ミツエはゆっくりとズボンを下ろしていっ
た。
 「なぁ一〇番……お前だってオマンコみた
いだろ?」
 「えっ」
 男はボクの背中についたゼッケンをぽんっ
と叩いた。男の口からは知っていてもとても
恥ずかしくて人前ではいえない”オマンコ”
という単語が飛び出した。
 ミツエはボクの目の前でナイロンのズボン
を下ろした。パックリと割れた雪のように白
い大きな尻を突き出した。
 「どうだ……おばさんのガバガバのオマン
コは……」
 男は鼻で笑った。
 「もう……悪かったわね。”おばさん”の
はガバガバで……」
 ミツエは振り返って手で握った地面の雪を
投げてきた。ミツエの雪のように白い肌の素
股に口紅と同じくらい赤々した肉裂が口を広
げた。ボクの見た初めての女性器だった。
 「ほら……触ってみろよ」
 男はボクの手首をつかむと手袋を外してミ
ツエの素股に手を入れられた。指先は熱くて
湿った感触がした。
 「はぁん――」
 ミツエの身体がピクっと跳ねた。男はボク
の手を前後に動かす。
 「どう?……ミツエ。小学生の愛撫は……

 「はぁん……そんなの小学生じゃなくたっ
て”気持ちいいに決まってるでしょっ”――

 「なっ……これがオマンコだ」
 男は自慢げな顔をしていた。
 「うっ…うん……」
 ボクはうなずくしかなかった。
 「今度はお前が気持ちよくなる番だ」
 男の手首をつかんだ手が消え。背後からボ
クのズボンのジッパーが下ろされた。
 「あっ……あの……」
 男はブリーフまで下げてジッパーの間から
ボクの幼い肉棒をつまみ出した。
 「ミツエ……お前の好きなチンコだよ……

 「もう……この変態!……」
 ミツエはズボンを下げたままボクの幼い肉
棒の前で雪上に跪いた。どんどんとミツエの
おばさん顔が迫ってくる。
 「ミツエだって……」
 男の激しい鼻息が聞こえた。かなり興奮し
ているようすだった。
 パクッ――。
 ボクの下を向いた幼い肉棒をミツエの口が
躊躇することなく咥えていった。
 温かくて――。
 ヌルヌルして――。
 気持ちいいぃぃぃぃ――。
 「なっ……これがフェラチオってもんだ…
…おおっ……立ってきた……立ってきた」
 男はボクの横にしゃがんでミツエの口に出
入りする幼い肉棒を愉快そうに見ていた。
 ボクは味わったことのない”へんな気分”
になっていた。金玉がズンっと重くなり幼い
肉棒はカチカチに固く変化していた。
 ボクは天国なのか地獄なのか腹の前で上下
するミツエのおばさん顔をじっと見ていた。
 「ミツエ……もういいって、そんなにした
らでちゃうって……」
 男にいわれてミツエの顔がボクの前から消
えた。そこには自分でも驚くほど大きくなっ
て反り返った幼い肉棒があった。
 「ヨウちゃん……はやく入れてちょうだい

 ミツエは巨木に手をつき足を広げて尻を突
き出していた。
 「えっ!……何を入れて欲しいんだって?
……」
 ボクの身体が軽くなると宙を舞った。
 「その子の”チンコ”に決まってるでしょ
……」
 ボクは男の手に持ち上げられていた。ボク
のズボンが下がって尻が丸見えになっていた。
 ボクは小さい頃にオシッコをさせてもらっ
たポーズで男の腕に抱えられた。
 「じゃぁっ……ミツエの好きなチンコを入
れてやるよ」
 男はボクの抱えた身体を大きく振った。
 はぁぁぁんんん――。
 静寂な雪に染まった雑木林にミツコの声が
響いた。
 温かくて――。
 ヌルヌルして――。
 気持ちいいぃぃぃぃ――。
 男はボクの身体を激しく前後に振りおろす。
 「どう?……小学生のチンコは……」
 「はぁん……そんなの小学生じゃなくたっ
て”気持ちいいに決まってるでしょっ”――

 ボクの幼い肉棒がミツエの素股に振りおろ
されるたびに、太陽の強い日差しを浴びた雪
だるまのように溶けてしまいそうに気持よか
った。
 どう?……これが……セックスって……も
んだ……」
 男は今度ボクの身体を小刻みに揺らしてい
た。
 「あっ……あっ……ヨウちゃん……いきそ
うよ」
 「ほらほら……小学生のチンコでいっちゃ
え~……」
 ボクの視界にはミツエの赤いジャケットの
背中がぐらぐらと揺れていた。
 「いっ――いっくぅ~――」
 ミツエが声を上げた瞬間にボクの頭の中は
銀世界になった。
 「うっうぅぅぅ――」
 ボクは唸りながらオシッコをおもらしして
しまった感覚があった。
 「おおっ……お前生意気に……中に出しや
がった」
 男の興奮した声がボクの銀世界の中にこだ
ましていた。

 「どこに行っていたの!……心配したじゃ
ない」
 担任の女教師がヒステリックな声を上げて
ボクを叱った。辺りで見ている五年生の仲間
からもボクをからかう声が聞こえていた。
 「ごっ……ごめんなさい」
 ボクは素直に謝った。頭の中はふわふわと
して言い分けも浮かばない状態だった。
 「じゃあ、みんなもう一度リフトの方に行
きましょう!」
 女教師の声に生徒が移動を始める。
 女教師はターンをしてリフトの方に滑り出
す。
 ボクは滑っていく女教師の尻を見ずにいら
れなかった。美人でもない熟女教師の尻を…
…。
 ボクもストックをついて雪の上を滑り出し
た。
 ボクはそれから雑木林で出会った二人に案
内された別のコースをずっと滑っていくこと
も知らずに……。

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